晴耕雨読
- 2011.05.29 Sunday
- 21:17
"It's raining cats and dogs"
と言うと土砂降りという意味ですが. . . .
今日はまさにそんななか2回のお散歩をしました
私って物好きか いえいえいえ おトイレ外派の子はこんな日でも行くんです
こんな日はお日様が恋しくはなりますが
普段おざなりになっていることをゆっくりできる日でもあり、それなりに意味があります
久しぶりに私の心にドカ〜ンと直球を投げ込まれたような 大好きな本を開きました
『流学日記』 岩本悠著
序章にこんなことが書いてあります。 ちょっと長いけど
『今までの人生には何の不満もなかった
この大学二年間 仲間たちと飲んでは朝まで騒ぎ
「なんでおまえが!」と言われるくらいかわいい彼女もでき
授業は出ないのに単位が取れ
休みはめいっぱい旅行をして、何の不満もなかった
ただ何かが足りなかった
漠とした不安だけがどこかにあった
このまま楽しい大学生活を続け
それなりにやりがいのある仕事について
温かい家庭を持って
そこそこ裕福な暮らしをエンジョイして
老後はのんびり趣味に費やし
そして安らかに死んでいく
そんなシアワセな将来を思い描くと、不安になった
もっと違う何か、もっとすばらしい何かがあるかもしれない
その何かを見ずに、その何かを探そうともせずに
このシアワセに流されていく
そんな自分が怖かった
たった一度の人生、俺は本当にこれでよかったのか
そんなシアワセを俺は求めていたのか
いつかやってくるその問いがこわかった
だから逃げた、逃げ出した
我が身ひとつで逃げ出した』
これを読んだとき、自分だと思った
20代のころ、家庭を持つということは
何の問題意識も持たず自分や自分の家族の幸せだけを追求していくことだと思っていて
結婚してのほほんと幸せになるのだけは嫌だと考えていた
きっと結婚すれば、子供やマイホームやマイカーが欲しくなり、狭い範囲の幸せばかりに目がいって
学生時代のような野心もなくなり平和ボケしていって
自分の子供だけを溺愛し世界の飢餓に苦しむ子供の存在などどうでも良くなってしまう気がしていた
よくそんな無知な私を心配して母が『平凡であることが一番幸せだよ』って言っていて
今ではそれがよぉーく分かり感謝する毎日です
結婚してるとかしてないとか、そういうことは関係なかったと今ならわかります
そんなことを考えていた午前中でしたが...
今日はまたまた父から配給があり 前回は仕事前で殺気立っていたため 笑
今回は 少々頭を使って、冷静にお魚と向き合いました
『みんなの命無駄にはしないよ〜ん』 独り言のあと摂りあえず記念撮影
頭を使ってと言うのは何のことかと言うと...
電話で父に教わった、キッチンバサミを使うと良ーいというのを思い出し取り出す
コレすごいオススメです
それから柄汁用鍋、煮魚用鍋、ハナちゃんにおこぼれおすそ分け鍋をセット
さらにはお刺身水気取り用キッチンペーパ、冷凍する塩焼き用を包むサランラップも切っとく
もちろん、ウロコ取り、骨抜き、刺身包丁、ザル、生ゴミいれをall set
さらには炊き上がったご飯にできたてのお刺身をのせてすぐ ひとりランチできるように
炊飯器のタイマーもセット あたしって天才か
要するに
血まみれの生臭い手で色んな場所を触るのも、その都度手を洗うのも嫌というだけの事である
...横着ってことです
マテができたので、ハナもお魚堪能しました 今回のお魚は黒ソイ、黒メバル、キジハタ
せっかくキレイに3枚卸しても、皮が剥がれ難い黒ソイ
なので今回は内臓とウロコをとってすぐ皮をとってみました すると簡単 早い キレイ
考えながらお料理すると全然違うんだね って今頃気づいたし...